お知らせ

お知らせ

Information
お知らせ

事務仕事

2025.02.09

休みの時でも会社に来ないときはよっぽっど疲れているとき
病気の時ぐらいしかないのですが最近は休みを利用して
事務仕事をしていることが多いように思います。
平日は工場に顔を出し業務の内容を確認し従業員と雑談をして
各担当部署の朝礼状況を確認し第二工場に移動、そして試作を繰り返しています。
事務仕事というのは今現在、日々値上がり以来のある取引先に対しての交渉や
レシピの作り直し、中国との打ち合わせ、役割分担表の確認や審査が近いISO
の帳票類の確認指示や、農業の土地確認、水やりや畑に肥料をまき土づくり
等忙しく過ごしています。
最近多いのは金利上昇に伴い銀行の担当者が多く来社しています。
昨年度末よりニュース等でご存じのように0.5%の金利上昇。
この夏にも更に0.25%上がる兆しという担当者よりの話がありました。
原料の見直しをして作業分析、経費の節約をして従業員の給与を上げて
やっと2万円削減できたと喜びもつかの間、一瞬にして節約以上の
金額が上昇して経営を圧迫してしまいます。
経営は売り上げるのではなく利益を上げていかなくてはいけません。
売上をUPを図るためには活動するという経費がかさみます。
当然経費をかけなくても出来る活動もある為考えられる事はすぐに実行しています。
しかし、いとも簡単に値上げ依頼がやってくるのです。年々粗利の減少を余儀なくされ
対策のしようが正直もう尽きてきました。
取引先の倒産、廃業、事業縮小など環境はめまぐるしく変化しています。
新聞紙上でも言われている、過去最高倒産数と紙面が踊ります。
しかし景気は緩やかに回復という。大手企業、輸出産業は景気が良くなってきているのかも
知れませんが下請けの中小零細企業は大手よりの締め付けで取引金額には厳しく
なかなか値上げもしてくれない。
そして売り上げが上がるにつれ利益の少ない商品の発注をして工場は徹夜状態で納品を
間に合わせるために従業員が頑張ってくれている。
政治の責任とばかりは言えないことも十分にわかってはいますが
余りにも大手企業寄りの改革ばかりではありませんか?
国にも戦略的な事はあるのでしょうが日本は今後様変わりするのでしょう・・・
小さい中小企業はM&Aなどで買収され基盤を強くするつもりなのかも知れません。
僕たちのような小さな会社の存続はかなり厳しくなるでしょう。
この日本に中小零細企業は必要ないのでしょうか?
これで南海トラフ地震が来ればこの日本は終わるのでしょう。