お知らせ
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娘
土曜日の夜中に広島で働く娘が連休をとり高知に帰ってきました。
医療関係者という職業柄かなりのハードワークでかなりきついようで
新しい職場に変わりたいという話を家内にしていました。
当然、5か月程度で転職とは今の僕たちの考えにはなく、家内が引き留めています。
当たり前の事ですが僕までが同じことを言うのもおかしいと思い、娘に謝りました。
医療現場はコロナ関係もあり非常にひっ迫しており職場がぎくしゃくしているようです。
しかも大学4年間中半分以上がコロナの影響で、オンライン授業や実習も少なく
コロナ世代は「駄目だ」という酷評があるようです。
我が子はすぐに泣きごとを言うような人間ではなく様々な要因があるのではと思っています。
父親として多くの言葉を発するのも良くないと思い、一つだけ話をしました。
「覚悟が足りない」と 思い通りになる仕事なんてない経営者のこの僕も会社内を思い通りに
動かくことなんて出来ない。
どうすれば自分が思うようになるのか?・・・
衝突なしに前に進む事などなく、忍耐強くうまく運ぶように努力をしなくてはいけない
権利を主張ばかりして義務を果たさない。これではだめで人に信頼される仕事内容でなければ
上司、先輩は認めてくれない。
僕は娘に謝りました。「就職前に心構え」などちゃんと話し合っておけばよかったと。
反対とかはしない代わり、今後は親を頼るなよ・・・
自分の力でやっていくように・・・これは喧嘩でもなく勘当するという意味でもなく・・・
意味が伝わったかどうかではなく、自分自身が決めればよい。そして高知には帰ってくるな・・
言ってから悲しみと、これで良いのだろうかと悩む時間を過ごしました。
無理して還暦祝いに帰ってきてくれた娘ですが今の子供たちの考え方は違います。
一番の原因は、毎日1時間前に病院に出社し規定時間を毎日2時間ぐらい過ぎても残業代はゼロ。
就業終了後申し送り書を作成しなければならないという現状らしい。
新人だから生産性がないからサービス残業という考え方は確かにおかしい。
家内も医療関係者だが毎日2時間前に出社し毎日残業をして帰ってくるが残業代はなし。
若い子には辛く厳しい事であろうとは思うのですが、これも県立病院のしている現状らしい。
頑張れ我が子よ。
理不尽な事はまだまだ多くあるよ。と心で励まし優しい言葉を何度もかけています。