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会長blog

目指すもの

2023.09.10

小さな昔より僕は世界を旅したいと思っていました。

将来なりたい職業としては船長と書いてある作文を見たことが

あります。

世界を旅して色々な体験をしたいと考えていたのでしょうか?

現在では世界に目を向けたグローバルな事業を展開したいとこの13年間

活動をしてきました。

経験を積むにしたがって僕たちの考える事は世界では通じない。

やはり日本の常識は世界の非常識とまで言われる事を何となく理解しています。

歴史、文化、生活スタイルが違う異国の国と同じ土俵でビジネスをする事は

並大抵な事ではない。

法律も違えば家族間の接し方や教育方針までが違って当たり前であり

文化の違いは大きすぎる。

働き方、休みの取り方、日本人のように勤勉に働き残業もするような

考え方はほぼないに等しいと感じます。

生涯雇用という事など無縁に等しく給料が高ければすぐに転職をする。

日本人は便利ばかり追求しいつの間にか価格も高くなりすぎる商品を作ろうとして

それが競争社会のようにとらえていると思うのですが、世界の人はそんな器用ではなく

必要な機能だけあればよくその価格が見合っていれば良いのです。

確かに日本の製品は何もかも便利で丈夫で、かゆいところに手が届くような商品が

多く非常に性能が良い事は世界中に知られている事実です。

しかしそれ自体が今の日本が世界に通用せずに歴史のある企業が海外の企業に

買収されるという事態を招く要因になり経済大国と言われた時代から見放されつつ

あるのでしょう。

タクシーで「どこから来た」中国か?とよく聞かれますが「日本から来た」というと

舌打ちをされたことがあります。日本人は英語が話せないという概念は世界に広がっている

と思うのです。

我社は年に何十日も出張で海外に行きますがこの13年が無駄であったのかとも

感じています。

しかし今からでも遅くない、やはり世界にはビジネスチャンスがあると強く

感じるし僕の発想で世界に届く商品を作り出す事が出来ると確信しているのです。

小さな作業場を作り現地で商品を作り出し販売をする。

基本となる原料(調理を)日本で行い関税の低い状態で現地に輸出して

最終工程のみ現地で製造する事を今考えてレシピを作り出しているのです。

日本人が行っている作業は実は世界に人々の多くは苦手であり教えても出来ないのです。

そして技術を盗まれる事もないような革新的な方法で事業を展開したいのです。

力を蓄え、今訪れている香港を皮切りに店舗展開を試みてまずはアジアの国を

中心に世界を飛び回る事業に日本の食品を展開していきたいと目標を立てています。

そんなに甘いものではない事も理解していますがやらないよりやって生涯を終わりたい。

南アフリカや勉強も出来ないような国の子供たちが学校で勉強が出来るような

システムを作り、グラッツェミーレが稼ぎだす利益で小さくても学校と日本人の

誇りと文化、素晴らしさを多くの子供たちに伝えて行きたい。

それが僕の一番の望みであり孫たちに贈るお爺さんの土産になる人生でありたいと

僕は思っています。

「為せば成る為さねばならぬ何事も」願いは叶う強ければ・・・