

お知らせ
お知らせ
両親
家内の両親は愛媛県で暮らしています。義弟家族の隣で生活をしており
毎日気にかけてくれていて幸せな義両親だと思っています。
結婚して以来家内より僕が実家に行くことが多いくらいかなりの頻度で
愛媛の実家には顔を出しています。
80歳になる義父は今まで子供たちの為に働いてくれている人の為に必死で
働いてくれていました。
しかし年齢とともに体力が落ち家業の観光ぶどう農園を義弟に引継ぎ
今はほぼ隠居状態ではありますが忙しいときは畑の事やブドウの事で動いてくれているようです。
コロナの予防接種を打ってからどうも副作用というか体の調子が悪くなったと本人は言いますが
それだけではないでしょう。
頑固というかあまり多くの事を語るとかない義父ですが僕の仕事には関心を持ってくれており
いつも僕の仕事の話を聞くのが好きなように見えていました。
無口な父がたまに電話をしてくるのですが家内には僕の話ばかりで気を使ってくれています。
娘の家内はいつも「錠君の事ばかり」で電話を切ると言っています。
そんな義父が年齢の事もあるのですが認知症的な病状が現れ加齢によるものだけではなくなってきています。
僕が携帯で電話を先日もしたら敬語で話をするのです。
後悔はしたくない、死は誰にでもやってきます。
しかし精一杯の親孝行はしたい、僕には今父と言える人は義父だけです。
先月は行きの為道が通れず途中で引き返しましたが昨日は1泊だけでしたが泊り朝から
話が出来ましたがなんとなく記憶がとぎれとぎれになっているようで反応が薄れてきています。
僕が話をする仕事についてもただ聞いているだけ、もうすぐ僕の事も忘れていくのかな?と考えると
悲しく辛かったのですが一緒に八幡浜でご飯を食べ車の中で2人きりで話も出来ました。
農業について指導もしてくれました。
これから毎月宇和の実家に行き義父の様子を見に行きたい、親父が元気な時の姿を目に焼き付けて
おきたいと思っています。
何をしてあげる事が親孝行なのか?自分の父が死を向える時に、「お母さんを大事にしてくれよ」だったように
義母の事も大切にしてくれていると思ってもらえる事、笑っている母の笑顔を父が見ていることが
一番うれしいのかもしれません。
でも悲しいです。