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会長blog

感じる事

2024.01.06

最近すごく感じる事があります。

「この仕事あってないな」と感じている人が多いのではないかという事です。

様々な資格を取る事が趣味のような人も多いと感じます。

自分探しをしているのでしょうか?

楽しい仕事と、合っているいる仕事は少し違うように思います。

好きな仕事と巡りあっている方は幸せだと思います。

僕の持論ですが「合っている仕事」って実はないのではないかと思うのです。

どんな仕事でも奥が深くそれを追求する事で勉強する事が楽しくなり

上達する事で更に努力をする。そして上司から評価を受け更に学ぼうとする。

この様な循環ではないかと思うのです。

人間関係が複雑で仕事が嫌になる事も多い、自分の資格、力があるのに給料が見合ってない。

伸び悩む事も多いとは理解できます。

しかしそれ以外に本当に頑張っているのでしょうか?

努力、勉強をしているのでしょうか?

学生時代はお金を払って知識を与えてもらっています。

働くとはお金を頂いて努力をし勉強をするのですが、給料をもらっているにもかかわらず

努力や勉強をしないのに文句ばかり言っている。

勉強の為に「この本を読んできて」と従業員に渡します。

本の開き方とミーティングをすればどこまで実際読んできているのかはわかります。

この様な行為の積み重ねが評価となり人の差が出てきているのですね。

言葉によるきっかけ作りは必要ですが各人が前に向かないとどんな仕事もつまらない・・・

好きに何てなるはずがなく目標何て持てませんよね?

16歳の時に僕は料理の仕事で修業をしていました。

毎日皿洗いです。俺は料理を作りたいんだ、何で皿洗いなんだ、不満ばかりでした。

ある時に先輩に「皿洗い日本一になる大会はありませんか?あるか馬鹿」と

それから必死に皿洗いに向き合いました。

スポンジで洗う物、日本手ぬぐいで洗う物、ふきあげるタオルのチョイス。

姿勢が変わったのでしょうか?それからあっという間に親父さんから新しいポジション

への移動が言い渡され親父さんの接し方が変わってきました。

休憩時間になる前に横に来てお小遣いをポケットに誰にもわからないようにくれていました。

今思い出すと、やはり自分が変われば人は変わるんだという事です。

全て自分次第だという事になるのではないでしょうか?

僕は昨年度より、指示をするから考えさせるという風に従業員に接してきました。

自分が変わろうと・・・今の若いスタッフを信じよう。このスタッフがした事の

責任は俺にしかない。

叱るより話を聞こうと・・・いつの間にかどんどん職場が変化している事が手に取るようにわかります。

工場が綺麗になります。残業がなくなります。

笑い声が多く聞こえます。その中に入れてくれと飛び込んでいけます。

嘘を言わない、先を考える、人を思いやる。多くの声をかける

最近はこればかりです。

回収訓練もスムーズに行え、随分工場内の従業員も電話応対も良くなりました。

自分に合っている仕事を語る前に、自分のこの仕事の意義と目的を明確に

考えればおのずと答えは出てきます。

自分に何が出来るかではなく、皆自分なら出来ると考える努力をする事ではないでしょうか?

無意味な仕事なんてありません。何一つ  絶対に 

皆が汚いと思っているゴミや、下水、汚物など定期的に処理していないとどんな世の中になりますか?

臭い浄化槽の清掃を人任せで良いとは僕は思いません。作業中は僕は絶対にその方たちと一緒に

作業をします。それは必要な事だからです。作業をしている人に感謝があるからです。

無駄な仕事はありません。        皆頑張ろうよ

ありがとうを沢山 沢山声を掛け合える存在で今はありたいと考えます。