お知らせ
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今年を振り返り
今年も残す所12日となりました。様々な出来事があり感慨深い年となりました。
楽なことは何一つなく終わりを告げようとしています。
原料不足や、仕入れ価格の高騰、従業員の入れ替え。
頭の中は24時間仕事の事ばかりで過ごしてきました。
残りの人生を考えるようにもなり家族で過ごす時間や、わずかな趣味を見つけて
過す時間も少しは取れるように努力もしてきました。
最近では家内と行く神社巡りです。神社により違うご神木に僕は目を奪われます。
今まで休みでも仕事に来ることは当たり前であり何かしら仕事ばかりでしたが
さすがに体力的な事や仕事量に限界を感じてきている今日この頃です。
頭を悩ますことといえば原料なんです。
とにかく野菜が高いのです。今年は何とか確保は出来たものの来期は果たしてどうなんだろうと
考えた結果、農業への進出なのです。
自分で野菜を栽培し確保は出来ないかと考えたことと自分で栽培することで安全性を追求することが
出来るのです。
トラクターに乗っての土を耕し、苦土石灰で畑の中性化を促し、管理機で畝を上げ牛糞を混ぜ合わせ
土地の改良を行うのですが体が痛い。
特に10日に1回の草刈りには本当に悩まされました。日中は通常業務があるため夕方からライトをつけ
夜の作業をやり土つくりの1年でしたが思いのほか沢山の野菜が収穫できました。
山間部に山や畑を借りて柚子の苗を植えていくことも始めました。又、他県に柚子の栽培をお願いする活動も
始めました。利益のためではなく新しい産業の構築を考えた結果です。
自社としては従業員のための自給自足。限界集落といわれる地域に産業をもたらし田舎生活の素晴らしさを
若い世代に知ってもらいたい活動です。
コロナ前より出張も減ってはいますが、来年は出張が多くなりそうです。
というより今年も多くのお客様との出会いを頂き自分も含め従業員の成長を感じることができる
年であったとも感じています。
新しい工場長の誕生し25歳という若さで頑張ってくれて沢山の経験を吸収してくれています。
娘の入社も大きな出来事でした。後継者という事もありますが育て方が難しいのです。
どうしても親としての目と、従業員としての見る目が違うことに悩まされる1年であったとも思われます。
若い従業員の成長を見れることは何よりの幸せであると感じたことが一番の喜びでした。
皆様のお陰で今年も過すことが出来幸せだとも感じています。
日々に感謝、出会いに感謝、そして何より家族、従業員に感謝です。
来年はもっと厳しい年となるでしょうが知恵と行動力で乗り切りたいと思っています。
本当にありがとうございました。